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おがさはら かずとし

小笠原一聡

所属 : Chipped City基盤の研究室

小笠原さんの場合

07:30

起床
朝刊を読んだり、犬の散歩をしたりして一日の活動を開始します。

09:00

通学
通学には自動車を使用しています。学校までは約25分です。

09:30

研究室
メールの確認や研究室の物品など不足しているものがないかをチェックします。その確認が終わると、後輩の輪講のチェックや研究を進めるなど、その日にやるべきことをします。息抜きのコーヒーを飲んだり、読書をしたりもします。

11:30

昼食
研究室の同期と昼食に行きます。大学の近くに500円で美味しく定食を食べられるおおぞら食堂で昼食を取ることが多いです。

13:10

TA 情報学群実験3・4C
情報学群3年の実験のTAをしています。講義内容(主にネットワーク構築)によって終わる時間が変わりますが大体18時位には終わります。遅い時はもっと時間がかかることもあります。

18:00

学部生の発表資料の添削(講義)
実験では学部生がグループごとに実験で発表する内容を発表するので、より良い発表をしてもらうためにTAが添削を行います。

19:30

部活(サッカー)
運動不足解消やリフレッシュのためにサッカーをしています。また、サッカー部では社会人リーグに参加しているので、昇格を目指して日々練習にも励みます。

20:30

帰宅,夕食
帰宅してからはDVD鑑賞やネットサーフィン、やるべきことが済んでいなければ作業や研究などをしています。基本的にリラックスすることが多いです。

01:00

就寝

自分に自信をつけるために

私が大学院に進学した理由は、自分に自信をつけたいと考えたからです。大学院でより高度な専門的な知識を身につけたり研究に打ち込んだりすることで、ものごとの捉え方・考え方が柔軟になり、自信をつけることができるのではないかと考え、進学しました。ほかにも、進学することで就職する際の選択肢が広がったり、課外活動などに携わって視野を広げることもできるため、様々な環境で自分磨きをすることができるのではないかと考えました。私は学部3年生のころから、島村研究室で日々研究や勉学などの学生生活に励んできました。島村先生のもとであればフットワークの軽いまま、より専門知識を深めながら研究に打ち込めると考えて、高知工科大学の大学院に進学することを決意しました。

効率のよい、最適なコミュニケーションを

私は次世代の基本コミュニケーションサービスとして期待されているRCS(Rich Communication Services)の中で定義されている「Presence Service」に注目した研究を行っています。Presence Serviceとは通信したい相手の現在の状態を通知するサービスのことです。身近な例としてはSkypeのオンライン・オフラインなどがあります。しかしこのPresence Serviceは、サービスとしては具体化されておらず、かつPresence情報の更新は手動で行うことが前提となっています。そこで私の研究では、Presence情報の自動取得を目標としています。具体的には端末によって利用者の現在の状態を取得し、その状態を相手に知らせることで、RCSの各サービスのうちどの通信手段が最適であるかを選ぶことができます。最適な手段を選ぶことで、従来のコミュニケーションで手間がかかっていた部分を省くことができ、最適なコミュニケーションを実現することができます。

学部時代の研究をより確かなものに

高知工科大学の大学院に入学して良かった点は、研究を継続して行えること、対人スキルやコミュニケーション能力を身につけることができたことです。研究を学部から引き続き行えるので、研究を発展させることができ、よりその分野に特化した知識を得ることができます。また研究に継続して取り組むことで論理的思考力も磨かれ、常にものごとに対してしっかりとした考えを持てるようになります。対人スキルやコミュニケーション能力は、学会への参加や、TAで磨かれました。相手の気持ちを考えながら、伝わりやすい話し方を常に意識することができるようになりました。高知工科大学はまわりが自然に囲まれているので、リラックスしながら作業を行えることも、高知工科大学の大学院に入学して良かった点だと思っています。