2008年 5月 29日
問 2. 情報源からの送信記号を の2元とする2元対称通信路で、 送信記号 ``0'' に対する受信信号は、期待値、分散 の正規分布に従うことがわかっている。 受信信号が 以下のときに ``0'' と正しく判定できるとして、記号誤り率(反転確率)を求めなさい。
問 3. 通信システムが利用できなくなるなる原因は (a) 回線障害、 (b) 通信機器の故障、 (c) 電源異常 の3通りで、 それぞれの起こる確率は 0.2、0.5、0.3 である。 また (a)、(b)、(c) が起こったときに、この通信システムが利用できなくなる確率は、 それぞれ 0.4、0.2、0.6 である。 このとき、次の問に答えなさい。
(2) この通信システムが利用できなくなったときに、その原因が (b) によるものである確率を求めなさい。
問 4. 送信信号と受信信号をそれぞれ ととする通信路において、送信信号の確率モデルが
問 5. 情報源 を次の のように2元符号化した。
0 | 000 | 1 | |
10 | 001 | 01 | |
110 | 010 | 000 | |
1110 | 011 | 0010 | |
11110 | 100 | 0011 |
の生起確率を
(2) (1)でハフマン符号として選んだ符号の効率を求めなさい。 ただし、 、 、 、 として計算しなさい。