2010年 6月 1日
問 1. 情報源 の生起確率を
問 2. 送信記号を とするような2元対称通信路において、 送信記号 ``0''、``1'' に対する受信信号の期待値がそれぞれ 、で、分散がともに の正規分布に従うことがわかっているとする。 この通信路を用いて、判定しきい値を (受信信号が0.5以下では``0''、0.5より大きくなると``1''と判定する)としたときに判定を誤る確率(記号誤り率)を求めなさい。 ただし、送信記号 ``0''、``1'' を送信する確率 ``0''``1'' とする。
問 3. 情報源 を次の のように2元符号化した。
000 | 0 | 00 | 0 | |
001 | 110 | 100 | 110 | |
010 | 11110 | 1101 | 1110 | |
011 | 10 | 01 | 10 | |
100 | 1110 | 110 | 1111 |
情報源の生起確率を
(1) 符号の木を用いて、 のうち瞬時符号であるものをすべてあげなさい。
(2) (1)で求めた瞬時符号すべての効率を求め、最も効率の良いものを示しなさい。
ただし、 、 、 、 として計算しなさい。
問 4. 下図のような2元対称通信路の通信路容量を求めなさい。 ただし、 、 、 、 として計算しなさい。
問 5. ある大学では 、、 3種類のネットワーク機器を、 それぞれ 、、 の割合で購入している。 また 、、 で障害が発生する確率は、 それぞれ 障、 障、 障 であることがわかっている。 このとき、次の問に答えなさい。
(1) この大学のネットワーク機器で障害が発生する確率 障 を求めなさい。
(2) ネットワーク機器で障害が発生したときに、その原因が によるものである確率 障 を求めなさい。