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2022.5.25

小松 眞子さんがグループウェアとネットワークサービス研究会において優秀発表賞を受賞しました。


3月14日、15日に開催された「第116回 グループウェアとネットワークサービス研究会」(主催:情報処理学会)において、小松 眞子さん(大学院修士課程 情報学コース2年)が、研究発表を行い、優秀発表賞を受賞しました。
小松さんらの研究グループは、「プレゼンテーション練習において対話ロボットの存在感が与える影響の検討」をテーマに、研究発表を行いました。本研究は、一人で行う発表練習を、対話ロボットを使うことで、対面練習に近い効果が得られるように支援できないかを検討したものです。
これに際して、小松さんにコンタクトをとったところ、快くインタビューに応じてくれました。
今回研究発表をされた研究内容を思いついたきっかけについてお伺いしたところ、「元々、コミュニケーションを支援する研究をしていて、共同研究者の方々や敷田先生と会議を重ねる中で、コロナ渦に陥った現在でも、プレゼンや発表、面接などの練習において、緊張感や存在感が体感できるなどの支援ができないかと考えました。そこで、対話ロボットを使ったコミュニケーション支援をしようと思い、今回の研究内容に至りました。」と仰っていました。
また、この研究活動を進めていく中で大変だったことについてお伺いしました。すると、「今回の研究活動では、実際に就活をしている方々にお願いし、被験者になっていただきました。ですが、実際に就活を行っているので日程調整が難しかったため、研究活動の協力者を集めるのが大変でした。」と仰っていました。
最後に、高知工科大学情報学群を志望する高校生に対して、一言をいただきました。
「今回受賞した発表賞は、オンラインでの発表を生かしたものであったことが評価されました。このように、コロナになってしまったけど、いろんな形で支援できるので、研究に興味があるというだけでも、ぜひ挑戦してみてほしいです。そして、もしこの研究について興味を持ってくださる方がいれば、ぜひオープンキャンパスで敷田研究室を見に来てください。」とのことです。
今回は優秀発表賞ということでしたが、発表の素晴らしさもさることながら、研究内容も素晴らしいものでした。今後もこのように、様々な場面で活躍する方々が増えていくことを願っています。