国際会議 TAAI 2023 において、松崎研究室に所属する学部3年生の寺内俊輔君、久保田天治君との共著の論文「Shunsuke Terauchi, Takaharu Kubota, Kiminori Matsuzaki, "Using Strongly Solved Mini2048 to Analyze Players with N-tuple Networks"」が、Best Paper Award を受賞しました。
台湾国内、国外合わせて300件越えの投稿の中から、国内、国外それぞれ1件ずつの受賞でした。
今回発表した論文の内容は、2048というゲームの縮小版Mini2048の完全解析の結果を用いて、Mini2048とNタプルネットワークプレイヤの解析を行ったものです。まずMini2048のゲームの完全解析の追試を行いMini2048 のゲーム性質の分析を行いました。次にその結果を用いて作った、必ず正解を選ぶパーフェクトプレイヤとNタプルプレイヤを比較してNタプルプレイヤの性質の分析を行ったそうです。これらの分析の結果から、ゲームの性質については、平均得点と評価関数の質の関係タイルダウングレーディングが有効であることを確認した内容となっています。
受賞を受け、二人は「英語で論文発表をしなければならなかったため、英語の練習が大変だった。」「研究は楽しいです。このようなゲームの研究に興味がある人は、是非オープンキャンパスで松崎研の見学に来てください。」と話していました。
