• 表
  • tabular環境
    表を形成するための環境。
    \begin{tabular}[オプション]{列指定}〜\end{tabular}
    • 列指定
      • センタリング(center) : c
      • 左寄せ(left) : l
      • 右寄せ(right) : r
      • 縦の罫線 : |
    • 列の区切り : &
    • 行の区切り（改行）: \\
    • 横の罫線 : \hline
    • 列の連結 : \multicolumn{まとめる列の数}{列指定}{文字列}
    • 要素内での縦罫線 : \vline
    • 特定の列への横罫線 : \cline （例）\cline{2-4} : 2〜4列目に横罫線
  • table環境
    表を本文中に配置するための環境。
  • caption
    表に標題を付けるとともに、表番号付番。

参考文献

• 東京工業大学 全学情報科目実施委員会（編）, コンピュータリテラシ −情報環境の使い方−, 昭晃堂, 2001.
• 皆本晃弥, やさしく学べる pLaTeX2ε入門 −文書作成からプレゼンテーションまで, サイエンス社, 2003.

LaTeX文書例

%%%%%%  文書様式とレイアウトの指定  −documentclass− %%%%%%
\documentclass[a4j,12pt]{jarticle}
%%%
%%%  オプション: a4paper(A4サイズで印刷)
%%%              a4j(A4サイズで印刷, 本文領域が広い)
%%%              11pt(文字の標準サイズは11pt)
%%%              12pt(文字の標準サイズは12pt)
%%%              twocolumn(2段組)
%%%
%%%  クラス名: jarticle(日本語の比較的短い文書用)
%%%            jreport(かなり長い文書用。学位論文、マニュアル等)
%%%            jbook(本の体裁)
%%%
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%% ここからプリアンブル %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

\title{標題}     %%% 標題
\author{著者名}  %%% 著者名
\date{\today}    %%% 日付    \todayコマンド: 今日の年月日

%%%%%% ここまでプリアンブル %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

\begin{document}
%%%%%% ここからドキュメント環境 %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

\maketitle  %%% 表紙の作成 %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

\section{表}

\subsection{tabular環境}
tabular環境は表を形成するための環境である。 \\
\begin{tabular}{lc|r}  %%% tabular環境, 左寄せ, 中央揃え, 縦の区切り線, 右寄せ
 1-1（左寄せ） & 1-2（中央揃え） & （右寄せ）1-3 \\ \hline
 2-1 & 2-2 & 2-3 \\
 3-1 & 3-2 & 3-3
\end{tabular}

\subsection{table環境}
table環境を使うと、表を自動的に文中に配置してくれる。
\begin{table}  %%% table環境
 \begin{tabular}{lc|r}  %%% tabular環境, 左寄せ, 中央揃え, 縦の区切り線, 右寄せ
  1-1（左寄せ） & 1-2（中央揃え） & （右寄せ）1-3 \\ \hline
  2-1 & 2-2 & 2-3 \\
  3-1 & 3-2 & 3-3
 \end{tabular}
\end{table}

\subsection{caption}
captionを付けると、表番号を自動的に振って標題を付けてくれる。
\textbackslash label\{ラベル\} でラベルを指定しておけば、文中で（\textbackslash ref\{ラベル\} により）表番号を参照できる。
\begin{table}  %%% table環境
 \caption{表題} \label{table}
 \begin{center}
  \begin{tabular}{lc|r}  %%% tabular環境, 左寄せ, 中央揃え, 縦の区切り線, 右寄せ
   1-1（左寄せ） & 1-2（中央揃え） & （右寄せ）1-3 \\ \hline
   2-1 & 2-2 & 2-3 \\
   3-1 & 3-2 & 3-3
  \end{tabular}
 \end{center}
\end{table}
表\ref{table}参照のこと。

%%%%%% ここまでドキュメント環境 %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
\end{document}