[講義予定よりまだ半日分遅れている。]
◎関係 relation の定義
集合AからBへの2項関係Rとは,A×Bの部分集合のことである
特にAからA自身への2項関係は“A上の関係 a relation on A”という
順序対 (x, y) が関係Rに属しているとき xRy と書く
関係は“大小関係”や“平行である”,“部分集合である”といったものを
一般化したものである
◎例 2.3 には重要な関係が説明されている
◎関係の幾何学的表現 ← 一般にグラフ graph という
有限集合から有限集合への関係を図で表現する方法は (1) 座標図 (2) 行列表示
(3) 矢線図
A上の関係の場合は矢線図より有向グラフ表示が分かりやすい。
◎逆関係・関係の合成
◎A上の関係Rの性質 ← これは重要!
(1) 反射的 reflexive:全ての要素 a に対して aRa
[座標図では,左下隅を通る傾き1の直線上の格子点は全て黒丸。
行列表示では,(左上から右下への)対角要素は全て1。
有向グラフ表示では,全ての要素から自分自身への矢印がある。]
(2) 対称的 symmetric:aRb ならば bRa
[座標図では,傾き1の直線に対して対称な点は同じ印。
行列表示では,対称行列。
有向グラフ表示では,異なる要素間に矢印があれば,両方向にある。]
(3) 反対称的 asymmetric:aRb ならば bRa ならば a=b
[座標図では,傾き1の直線に対して対称な点は黒と白,または白と白。
行列表示では,対称な要素は1と0,または0と0。
有向グラフ表示では,異なる要素間に両方向の矢印はない。]
(4) 推移的 transitive:aRb かつ bRc ならば aRc
[これは幾何学的表現ではちょっと説明しにくい...]