ヒューマン・コンピュータ・インタラクション概論 |
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◆制作者と教室名:任向実 情報システム工学教室 ◆ 開講年次: 3 ◆ 単 位 数: 2 ◆科 目:ヒューマンインターフェース概論 ◆ 担当教員:任向実
ヒューマンインタフェースとは人間とコンピュータとの接続部を意味するものであり、両者の相互作用を研究する分野(即ちhuman-computer Interaction、以下はHCI)である。具体的には、コンピュータの使い勝手を高めるための技法を開発し、その運用法を考えることである。そこには、コンピュータ科学のみならず、人間工学、心理学、社会学など多方面の分野が交錯し、極めて学際的な研究分野が形成される。 【授業の進め方】 本講義では、対話型システムデザインと評価手法、および、インタラクションスタイルとインタラクション技術について、3回の課題発表を交じりながら進めていく。さらに、最新の研究動向をビデオなどで紹介するとともに、機会があれば著名な研究者を講師に招いてホットな解説をしてもらうなど、本物の研究に触れてもらう。 【達成目標】 本科目を受講することにより以下の能力が身につく。 (1) 人間とコンピュータの接点の本質は対話型システムであることが理解できその入出力インタフェースについて説明できる。 (2) 人間とコンピュータのコミュニケーションスタイルと対話技術が理解でき説明できる。 (3) インタフェースの評価においてその目的を明確にする手法および評価手法が理解でき説明できる。 【授業計画】 2.HCIの歴史・グループ分け・写真撮影 3.課題1−3の配布および説明 4.インタフェースデザインと評価(1) 5. インタフェースデザインと評価(2) 6.課題1のグループ発表 7. インタフェースデザインと評価(3) 8. 中間試験 9.課題2のグループ発表 10.インタラクションスタイルとインタラクション技術(1) 11.インタラクションスタイルとインタラクション技術(2) 12.課題3のグループ発表 13.HCIのフロンティア 14.講義のサマリおよびHCIの未来についての展望 15.期末試験 【成績評価】 小テスト、中間試験および期末試験で達成目標への到達度を評価する。 ◆C:総合的に見て達成目標全体の60%に到達した場合 ◆B:総合的に見て達成目標全体の70%に到達した場合 ◆A:総合的に見て達成目標全体の80%に到達した場合 ◆AA:総合的に見て達成目標全体の90%に到達した場合 ◇テキスト 『ヒューマンコンピュータインタラクション』, 情報処理学会編(オーム社) 必要に応じて参考資料を配付する。 ◇参考書 [1] 『ヒューメインインタフェース』、J.ラスキン著(ピアソン・エデュケーション) [2] 『誰のためのデザイン? ―認知科学者のためのデザイン原論―』、D.A.ノーマン著(新曜社) [3] 『使いやすさの認知科学 ―人とモノとの相互作用を考える―』、原田悦子編著(共立出版) [4] 『ヒューマンインタフェース』,田村博編(オーム社) その他に必要な参考書は講義中に適宜紹介する.
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