松崎 公紀 / Kiminori matsuzaki

BN
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  • 研究室 : A310

    「スケルトン並列プログラミング:その理論と実現」
     近年の高性能計算機を効率良く利用するために重要な並列処理、そのためのプログラムをどうやって簡単にかつ信頼性高く作るかについて研究しています。ブロック (並列スケルトン) を組み合わせるだけで効率の良い並列プログラムが作れると良いですが、これがなかなか簡単ではありません。

  • 先生の格言!
    「当たり前のことを当たり前にこなす」 これを続けられる人・グループ・企業は大成すると思います。とはいえ「言うは易し行うは難し」なのですよね。私は結構苦手です。
  • 出身
    福岡県
    趣味
    サイクリング、ワイン
    学歴
    東京大学大学院情報理工学系研究科 博士課程中退
    前職
    東京大学大学院情報理工学系研究科 助教
    専門分野
    並列プログラミング
役職
准教授
生年
1979年
E-mail
所属
情報学群
大学院工学研究科 基盤工学専攻 情報システム工学コース
学位
博士(情報理工学) (東京大学, 2007年)
学歴・職歴
東京大学工学部計数工学科卒(2001年)
東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程中退(2005年)
東京大学大学院情報理工学系研究科助手(2005年-2006年)
同研究科助教(2006年-2009年)を経て現職
専門分野
並列プログラミング手法, プログラム変換
所属学会
日本ソフトウェア科学会, 情報処理学会
相談可能な領域
並列計算によるプログラム高速化, ソフトウェア開発手法
主な社会的貢献
情報処理学会 学会誌編集委員(2007-現在)
ACM ICPCプログラミングコンテスト OB/OGの会 運営スタッフ (-2009年)
現在の研究・開発領域
スケルトン並列プログラミング, プログラム並列化手法
著書
「目指せ!プログラミング世界一/大学対抗プログラミングコンテストICPCへの挑戦」, 筧 捷彦 (編), 近代科学社 (2009). (共著)
講義科目
学 部:ソフトウェア工学, 情報学群セミナー, ソフトウェア工学演習, 情報学群実験第1, 情報学群ガイダンス, 情報科学2, 数値計算法
大学院:セミナー1, セミナー2, セミナー3, セミナー4, 特別研究, アルゴリズム論, 先導的ソフトウェア構成論
代表的な研究論文・設計・作品・調査など
1. 松崎公紀:"ビブリオ・トーク—私のオススメ—:珠玉のプログラミング—本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造",情報処理,Vol.55,No.4,pp.410-411(2014)
2. MORIHATA Akimasa,MATSUZAKI Kiminori:"Parallel Tree Contraction with Fewer Types of Primitive Contraction Operations and Its Application to Trees of Unbounded Degree",情報処理学会論文誌.プログラミング,Vol.7,No.5,pp.1-9(2014)
3. Takayuki Kawamura,MATSUZAKI Kiminori:"Dividing Huge XML Trees Using the m-bridge Technique over One-to-one Corresponding Binary Trees",情報処理学会論文誌.プログラミング,Vol.7,No.3,pp.40-50(2014)
4. LIU Yu,EMOTO Kento,MATSUZAKI Kiminori,HU Zhenjiang:"Accumulative Computation on MapReduce",情報処理学会論文誌 プログラミング,Vol.7,No.1,pp.18-27(2014)
5. SIN'YA Ryoma,MATSUZAKI Kiminori,SASSA Masataka:"Simultaneous Finite Automata: An Efficient Data-Parallel Model for Regular Expression Matching",ICPP 2013,pp.220-229(2013)
受賞歴など
1. 情報処理学会CS領域奨励賞 (2008) (松崎公紀, 胡振江, 武市正人「リスト上の最大マーク付け問題を解く並列プログラムの導出」)
2. 日本ソフトウェア科学会 PPL2008 論文賞 (2008) (森畑明昌, 松崎公紀, 胡振江, 武市正人. 「仕様記述言語に基づく最適経路問題の解法の導出」)