高田 喜朗 / Yoshiaki Takata

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  • 研究室 : A355
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    コンピュータプログラムにバグ(誤り)がないかどうか、コンピュータ自身を使って調べる方法を研究しています。つまり、プログラム実行中に現れうるすべての状況を、コンピュータの計算能力を使ってしらみつぶしに調べる方法の研究です。どんな誤りでも見つけられるような万能の方法はなく、調べたい事柄に応じて方法を工夫したり組み合わせたりする必要があり、そこがおもしろさでもあります。

  • 先生の格言!
    All work and no play makes Jack a dull boy.
    好きなことに一所懸命打ち込む、という経験を学生時代にぜひしてほしいと思います。勉強ができる人より人間性豊かな人を目指してほしいと思います。
    学生から見た先生はこんな人!
    高田先生は真面目で穏やかな先生ですね。話したことや聞いたことは些細なことでもちゃんと覚えてくれていますし、連絡も必ず早めにしてくれます。また、休憩中はコーヒー片手に研究室に来て生徒とお喋りをされたりすることもあります。見た目が若いこともあり、生徒としては接しやすい先生だと思います。
  • 出身
    徳島県
    趣味
    絵本の収集
    学歴
    大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了
    前職
    奈良先端科学技術大学大学院情報科学研究科助手
    専門分野
    ソフトウェア科学
役職
准教授
生年
1969年
E-mail
所属
情報学群
教育センター 教職課程支援部会
大学院工学研究科 基盤工学専攻 情報システム工学コース
学位
工学博士(大阪大学、1997年)
学歴・職歴
大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了(1997)
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助手を経て現職
専門分野
ソフトウェアの形式モデルと検証
所属学会
電子情報通信学会, 情報処理学会
相談可能な領域
形式的仕様記述・検証法, プログラムの静的解析法
主な社会的貢献
1) Digital Audio-Visual Counsil, Member of Advisary Committee
2) 学協会の理事、評議員等
3) 高知県地域情報化関連委員会、各委員
講義科目
学 部:情報科学2, ソフトウェア工学, ソフトウェア工学演習, 情報学群実験第2, 情報学群セミナー, 情報学群ガイダンス, 工学概論
大学院:応用ソフトウェア工学論
現在の研究・開発領域
ポリシー制御付きプログラムのモデル検査法
XMLデータベースのアクセス制御モデル
代表的な研究論文・設計・作品・調査など
1.高田喜朗, 中村岳志, 関浩之, 'XML文章に対するアクセシビリティガイドライン適合性検証', 電子情報通信学会論文誌D, Vol.98-D, No.4, pp.705-715, April 2006.
2.Isao Yagi, Yoshiaki Takata, and Hiroyuki Seki. 'A Static Analysis using Tree Automata for XML Access Control', コンピュータソフトウェア, Vol.23, No.3, pp.51-65, July 2006.
3.Jing Wang, Yoshiaki Takata, and Hiroyuki Seki. 'HBAC: A Model for History-based Access Control and Its Model Checking'. 11th European Symposium On Research In Computer Security (ESORICS 2006), Lecture Notes in Computer Science 4189, pp.263-278, Sept. 2006.